こんにちは!
今回はやさしい日本語についてご紹介したいと思います。
皆さんは「やさしい日本語」って知っていますか?
恥ずかしながら私は知りませんでした。
先日、私の息子が小学校で「外国人の人権について」の授業があったらしく
そこで学んできたことを教えてくれました。
なるほど、、、と関心するとともに、多くの方に知ってもらいたいと思ったのでご紹介いたします。
やさしい日本語とは
普通の日本語よりも簡単で、外国人の方にも分かりやすいやすい日本語のことです。
1995年に起きた阪神・淡路大震災では日本人だけでなく、日本にいた多くの外国人の方も被害を受けました。
その中には日本語を十分に理解できず必要な情報や支援を受け取れない方がいたそうです。
そこで、そうした人たちが災害時に適切な行動や適切な情報を得られるよう考え出されたのが「やさしい日本語」です。
災害時だけでなく、日本で暮らす外国人の方が様々な場面で正しい情報を理解できるよう、取り組みが進められています。
具体的な例でみていきましょう!
◆「火の元を確認してください」
↓
「ガスやストープの火を消してください」
◆「この水は飲めます」
↓
「この水は飲むことができます」
◆「あそこにある掲示板をご覧になるといいですよ」
↓
「あそこのお知らせを見てください」
◆「余震がこないこともない」
↓
「大きな地震に続いて、小さな地震がきます」
◆「結構です」
↓
「良いです」もしくは「要りません」
◆「住所はどこですか?」
↓
「住んでいるところはどこですか?」
少し言葉を意識するだけで、相手への情報が伝わりやすくなるのですね。
「なるべく」や「おそらく」といった、曖昧な言葉や
「クレカ(正しくクレジットカード)」や「コンタクト(正しくはコンタクトレンズ)」といった略語を使わないということも大事ですね。
自治体によっては、やさしい日本語についてのパンフレットなども用意されているそうですのでご興味がある方はぜひ調べてみてくださいね^^
参照URL
・東京都オリンピック・パラリンピック準備局
https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/multilingual/index.html
(参照2021年3月9日)
・在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン
http://www.moj.go.jp/isa/content/930006072.pdf
(参照2021年3月9日)